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江戸 吉原の作品紹介その弐
久々に吉原作品紹介です。今回は最近の作品を紹介します。第137回直木賞受賞作品、松井今朝子の『吉原手引草』です。花魁(おいらん)葛城が失踪をし、吉原の関係者に一人一人聞いていくという内容です。吉原に関係する色々な職種の人の弁で章が分かれています。いわるゆ証言集みたいな構成です。遣手、幇間、女衒という吉原特殊の職業がどのような仕事をしているのか、理解するのにわかりやすい本になっています。私的には吉原組織を理解する上での入門書的な扱いです。色々と読まれている方はにはどうしても下らない作品で、こんなのが賞をとるんだ、まあ、昔からだがという、悲壮感も感じなくもありません。失踪の理由も最後の方でどうも強引にもっていっている感じは否めません。私個人的には、女性特有の、歯切れの悪い、グタグタだらだらの文章が気になってしょうがありませんでした。聴き手として、相手がほとんど一方的に話をするような文章ですので、イメージ的には女性同士が電話で話しているような、それを聞かされているような感覚になります。
吉原に関しては公娼(国が認めた公な娼婦)の歴史は世界の中でもかなり特殊な部類に入り、またこれだけ長い歴史を持つのも例がほとんどない。明治時期になると花街が台頭し、衰退の道をたどり始め、また花街が戦後、GHQにより廃止になる。しかし面白い事にこの流れをみると今のクラブや風俗産業というのが自然と昔からの流れをもっている場所に根付いているのです。今もって吉原というものが存在するのも、本当に特殊な事で不思議極まりないですよ。細かい事を話だすときりがないので、またの機会に。。

【2008.09.17 Wednesday 02:04】 author : ぶら
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